前橋東中学の2年生が4日から今日6日まで、前橋市内で職業体験をしています。
上州そば「将太」(同市天川原町)では5日、8人がそば打ちにチャレンジしました。同店の久保田晋一代表らの指導を受けながら、生徒たちは真剣な表情で粉をこね、麺棒で生地を伸ばした後、大きな専用包丁で細く切り、そばを完成させました。
慣れない作業に、やや太めの麺に仕上がりましたが、自分たちで打ったそばの味は格別。
「太くてかたいそばだけど、おいしい」「切るのが難しかった。職人さんはすごいと思った」。生徒たちは感想を話していました。
毎年、職業体験を受け入れている久保田さんは「自分で作る難しさ、喜びを感じてほしい。食育につながれば」と期待していました。
東中では、2年生が希望の職業別に市内50カ所に分かれ、スーパーやパン販売店、市役所、福祉施設などで仕事に触れています。
大人の中で緊張するとは思いますが、普段の授業では決して味わえない貴重な体験。中学生のみなさん最終日、頑張ってください!