高崎愛いっぱい ローカルサイト「高崎で暮らす」編集長 西涼子さん

高崎の魅力的な人たちを紹介するウエブサイト「高崎で暮らす」が今年6月、立ち上がりました。運営するのはリフォーム・リノベーションの会社「正和」(同市江木町)。入社2年目の西涼子さんがサイトを企画し、取材・執筆を担当しています。

くしくも「あずまある」の〝創刊〟も今年6月。いつも前橋東地区の情報発信していますが、今回は番外編。フットワークよく街を飛び回る西さんが手掛ける「高崎愛」に満ちたローカルメディアを紹介します。

DSC_5578 (3)サイトを開き、まず感じるのは読み応えのある記事のボリューム。パスタ職人や町工場社長、新規就農者など各界の人にインタビューし、毎回6000~8000字の記事にしています。

「さっと読める記事が好まれるスマホ時代に逆行していると言われるかもしれませんが、これも一つの形かなと」。あずまあるを新聞に例えるなら、「高崎で暮らす」は雑誌や書籍のよう。生き方や仕事観、将来の夢などを丁寧に聞き取り、言葉を尽くして、その人を伝えていきます。

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演劇部時代に脚本

高崎出身と思いきや、西さんは前橋市の生まれ。前橋南高から郡馬大社会情報学部に進みました。高校・大学時代は演劇に打ち込み、脚本を担当。文章を書くのが好きでメディアや広告の仕事に興味があったといいます。

建築は門外漢でしたが、若い人にチャレンジの場を積極的に与える坂間正和社長の考え方に共鳴し、会社の門を叩きました。

もともとコミュニティーづくりに関心があり、大学時代の研究テーマは家や職場以外の居場所「サードプレイス」。そんな西さんが大役を任されます。

入社間もない同期のデザイナーと共に、ショールームづくりを託されました。今回取材場所となった「ヒトハコ」は、そんな2人が手掛けたショールーム。資材置き場として使われていた本社1階が木のぬくもりにあふれた空間に生まれ変われました。

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西さんらが手掛けたショールーム「ヒトハコ」

西さんは取材・執筆だけでなく、ショールームの運営やリフォーム現場での仕事もしています。記事の書き方、写真の撮影など、試行錯誤を繰り返しながら、週1本のペースで記事を発信しています。

なぜリフォーム会社が地域メディア

サイトは広告を一切掲示しておらず、短期的な収益を目的としていません。人口減少が進む中、高崎に魅力を感じ、高崎に暮らす人が多いほど、本業にもつながっていくという長期的な視点に立っているといいます。

取材を通して、本業では会わないであろう人に出会い、業種を超えた人脈が広がりました。サイトの開始から4ヶ月が経過した今、西さん自身が媒体となり、知らない人同士をマッチングするなど、新たな動きが生まれています。

こうした活動があり、西さんは上毛新聞で紹介されたり、起業支援のプレゼンテーションの場で発表したりと、会社のプレゼンス(存在感)を高めることにも貢献しています。

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次のアクションに

人口37万人を抱える高崎市。市民のまちづくりや地域活動は各地で盛んに行われています。「高崎は本当に地元が好きな人が多い。いろいろな動きがたくさんあって、追いつけていけないです」と、もどかしさを感じるほど。これからは他団体とのコラボレーションにも力を入れていくといいます。

サイトを読み物で終わらせることなく、例えばイベントを開いたりと、次のアクションにつながるような媒体にしていきたい、という思いがあります。

一方で、生まれ故郷前橋に寄せる気持ちも。「いつか『前橋で暮らす』もできたらいいですね」。西さんの挑戦が、どう広がっていくか楽しみです。

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