「学び」通して地域の絆 利根西地域の生涯学習研究会@東公民館

学びを通して地域の絆を―。前橋市の東、元総社、総社、清里地域の4地区における生涯学習の取り組みを発表する生涯学習実践研究会が11日、同市の東公民館で開かれました。自治会長や生涯学習奨励員・推進員ら約70人が参加し、各地域の事例を共有しました。

市生涯学習奨励員連絡協議会が主催する行事で、市内5ブロックに分かれて実施。東地区を含む利根西地域は第3ブロックに属し、持ち回り開催しています。

生涯学習奨励員は、地域住民の学習機会をつくり、啓発するのが役割。自治会ごとに一人ずつ置かれています。

冒頭、あいさつに立った福島昇・東地区自治会連合会長は「地域の中心的担い手である自治会長、生涯学習奨励員、生涯学習推進員の皆さんが連携を保ちながら、より良い地域づくりを進めてほしい」と呼び掛けました。

研究会は「身近な学びでまちづくり」をテーマに、3人が発表しました。

東地区の東箱田後家町生涯学習奨励員の和田明さんがトップバッター。新興住宅の建設が進み、1400世帯を超える同町では若い世帯が増え、地域が明るくなっている一方で、地域の人間関係が醸成されるまでに時間がかかっていると課題を指摘しました。

そうした状況を踏まえ、地域住民向けに年2回、編集に工夫を凝らし「ふれあい新聞」を発行していることを伝えました。地元の「かつぎ地蔵祭り」は、和讃を唱えながら町内を練り歩き、子どもたちが伝統行事に触れる機会になっていることを報告しました。

さらに、町の生涯学習委員が夏休みに小学生の宿題を手伝う「勉強塾」についても説明。習字の宿題でアドバイスをもらった児童が「ようやく自分の納得がいくような字が書けました」と記した感想文を紹介しました。

和田さんはこう発表を締めくくりました。

「従来の行事だけにとらわれず、町に生活する皆さんの声に耳を傾けながら、新しい発想で喜でもらえるような行事を考えていけたらと思います。そのため定期的に委員の世代交代を進めるべく、地域の人材の発掘に取り組んでいくことが大切ではないでしょうか。高齢化の問題は私たちの町でもこの先、深刻なテーマになりつつあります。生涯学習委員会としてこの問題にどうかかわっていけばよいのか、大きな課題になっていると思います」

このほか、元総社地区・石倉町上石倉生涯学習奨励員の高津邦道さんは「上石倉に暮らす人々の交流機会づくり」、総社地区の総社歴史資料館説明委員会長の立見俊明さんは「総社地区の史跡愛存活動」と題して、それぞれ取り組みを報告しました。

コーディネーターを務めた市生涯学習奨励員連絡協議会の大井常利会長は「皆さんが学んだことを地域に還元するのが役目。明日の地域づくりにつなげてほしい」と期待していました。

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