「真冬の祭典」どんど焼き 若い世代はなぜ訪れるのか

小正月の伝統行事、どんど焼きが12~14日の3連休、前橋東地区の多くの町で行われました。町ごとに規模、やり方は異なりますが、天候にも恵まれ、たくさんの人が足を運び、燃え上がる炎に1年の幸せを願いました。

町外からも参加

13日に実施した大利根町では前年より100人ほど多い400人が来場。中央公園に高さ約8㍍の道祖神小屋を建てて燃やしました。

昭和59年に始まり、今回が35回目。大利根住宅団地が出来て半世紀になりますので、住民はこの地に暮らし、十数年が経った頃に始めたことになります。地域のより深いつながりを求めたのでしょうか。

今年は準備にも若い人が例年以上に参加しました。福島昇自治会長は「子どもたちが楽しんでくれて良かった。大利根以外の近隣の地域からも来てくれた」とうれしそうに話していました。

14日に開催した東箱田後家町では「過去最高」という400人超が足を運びました。甘酒が振る舞われ、子どもたちにはお菓子が配られました。「真冬の祭典だね」といって喜ぶ人も。石坂章臣自治会長は「天候にも恵まれ、多くの人が来てくれた。やぐらを組むのも、甘酒を出すのも地域の皆さんの協力のおかげ」と感謝していました。

三世代交流の場に

各会場で目立ったのは子どもたちや若い保護者の姿です。お年寄りを含め三世代が集いました。東地区各町のどんど焼きの日程を載せた記事へのアクセスも多く、関心の高さを感じました。なぜ若い人が足を運ぶのか理由を考えてみました。

無病息災や商売繁盛などを願う気持ちから多くの人が訪れるのでしょうが、エンターテインメント性の高さもあるのではないでしょうか。勢いよく燃える炎を見ているだけでも気持ちは高まりますし、それを大勢の地域の人たちと一緒に見つめる一体感もある。竹が割れる「どんどん」という音もします。火が収まった後、スルメやまゆ玉を焼いて食べるのも楽しいです。

時間がかからない点も参加しやすい理由かもしれません。勢いよく燃えている時間はほんの数分。大方、燃え切るまで30分はかかりません。休日に行われることが多いですが、早朝や遅くとも午前中に終わるため、参加したとしても、その後の予定を入れやすい。

大利根町や東箱田後家町など、事前準備の段階から、子どもたちが参加することで地域の人たちと交流する機会になっています。

宅地化が進み、田畑が少なくなり、どんど焼きができる場所も少なくなっていますが、世代を超えて楽しめる伝統行事をぜひこれからも残せたらいいですね。

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