太々神楽の舞台裏に密着 上新田雷電神社で春季例大祭 

先日、練習の様子を紹介した雷電神社の太々神楽が4月8日、前橋市上新田町の同神社で行われました。舞台となる神楽殿からお菓子が投げられることもあって、多くの地元小学生らでにぎわいました。

お菓子に手を伸ばす子どもたち

大忙しの舞台裏

太々神楽保存会(倉林靖明会長)が午前中から夕方にかけ、古事記の神話を中心にした20演目を上演。演目ごとに衣装やお面を変えるため、楽屋は大忙しです。舞台のすぐ裏に設けられている楽屋に入れてもらいました。

楽屋には衣装がびっしりと並べられ、メンバーが互いに協力しながら、着替えていきます。その傍らでは、笛や太鼓といった楽器を演奏。この楽屋と舞台は格子状の扉と暖簾で仕切られており、音がよく通ります。

狭い楽屋の中で着替えをしていきます。
演目ごとに変えるお面。後ろのたなにはお面がぎっしり。
笛を演奏するメンバー
楽屋から舞台を見守ります。

舞台裏から見ると、演者の緊張感が伝わってきました。

舞台裏からシャッター

格子の隙間から、撮影させてもらいました。見学する人たちの顔がよく見えて、舞台下から見るのはとは違った趣があります。何より舞台上や楽屋での保存会メンバーの奮闘ぶりを間近に見て、約130年間途切れることなく続いてきたのは、地域の人たちの弛まぬ努力があったからだと実感しました。

太々神楽の奉納は春季例大祭の毎年4月8日に固定されています。曜日は関係ありません。小学校の始業式に重なることが多く、学校が早く終わります。このため、毎年たくさんの子どもたちが訪れます。この日も、お菓子の投入が始まると、われ先にと、たくさんの子どもたちが手を伸ばしました。

重要無形文化財登録へ期待

上新田の太々神楽は総社神社(前橋市元総社町)から伝わる形で、明治23年に始まったといわれています。かつては今よりも多くの人が訪れ、露店が出て、養蚕の道具も売られたといいます。伝統ある郷土芸能ですが、市の重要無形文化財に登録されていません。以前登録を目指す動きもあったそうです。

保存会メンバーの高齢化や担い手不足がいわれる中、今回、舞台裏を見せてもらい、継続していくことの大変さを感じました。この伝統を守っていくためにも、登録を望みます。会場で話をした地域の人も登録されれば、保存会の励みになるとおっしゃっていました。子どもたちがこんなにも大勢来る、太々神楽がいつまでも続いてほしいと思いました。

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