惜しまれつつ「光華」閉店 愛され続けた町の中華料理屋さん

「えっ、なくなってしまったの」「もう一度食べたい」。何人もの人から、そうした声を聞きました。地元で長年愛され続けた中華料理店「光華」(前橋市後家町)がこのほど閉店しました。良心的な値段でおいしく、どこか懐かしい「町の中華料理屋さん」。この知らせをショックを持って受け止めた地域の人は多いのではないでしょうか。

ラーメン、餃子、チャーハン、カツ丼、カレー…。多彩なメニューをそろえ、平日昼は勤め人でにぎわい、休日は多くの家族連れが足を運びました。夜は地域の人たちの宴会の場所にもなり、たくさん食べて飲んだ後に会計で示される代金には「えっ、安い」と驚く人も多かったのではないでしょうか。 近所の人は出前もよく利用していました。

豊富なメニューがあり、常連客にはそれぞれお気に入りがありました。「俺は肉団子と焼売」「チャーハンがおいしいよね」。五目焼きそばも人気がありました。個人的にはボリュームがあっておいしい「肉野菜炒め」「ニラレバ炒め」をよく注文していました。

カウンター越しの厨房では、ご高齢の御主人が鍋を振っていた姿が思い出されます。強い炎を前に、重い中華鍋を振るうのは相当な体力を要するのでしょう。閉店は残念ですが、今までお疲れ様でした。地域の人たちから「ごちそうさまでした」の声が聞こえてきそうです。