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前橋市長選、山本氏が保守分裂の激戦制す 久しぶりの〝3選市長〟に 

過去最多の6人が立候補した前橋市長選は、現職の山本龍氏が4万9565票を獲得し、3選を果たしました。いずれも自民支持層を基盤にする山本氏、元県議の岩上憲司氏、元衆院議員の佐田玄一郎氏が出馬する激しい保守分裂選挙を制した形。山本氏より前の藤島清多氏、萩原弥惣治氏、高木政夫氏の過去3代市長はいずれも2期で終えており、藤井精一氏以来、久しぶりの〝3選市長〟が誕生しました。

  1. 山本 龍   49,565
  2. 岩上 憲司  39,439
  3. 中島 資浩  12,564
  4. 店橋 世津子 9,428
  5. 佐田 玄一郎 7,597
  6. 海老根 篤  277

歴代市長一覧を載せた前橋市ホームページ

群馬テレビを見ながら書いてますが、選挙事務所の熱気とは裏腹に、目に涙をためた山本氏は責任の重さをかみしめるように控えめに万歳。テレビのインタビューに答えながら、「約束を果たしていく。これに尽きると思います」と3期目の意気込みを語りました。

選挙戦を見ると、保守系3氏のほか、「市民党」を掲げる元前橋市議の中島資浩氏は政党支持を求めず、地元県議の小川晶氏と連携し、政策の浸透に力点を置きました。共産党の推薦を受けた元同市議の店橋世津子氏は、現職が進める道の駅建設などを批判し、福祉・子育て政策を訴えました。海老根篤氏は票を伸ばせませんでした。

投票率43.16%にとどまる

今回は前橋青年会議所だけでなく、新前橋商工会が主催する〝異例〟の公開討論会を開催。若者たちは同世代に選挙の関心を持ってもらうイベントを開き、投票率は50%は超えてほしいと期待しましたが、過去最低の前回を12.19㌽上回る43.16%にとどまりました。

近年で50%を超えたのは新人5人が出馬した平成8年(53.77%)と、激しい保守分裂選の平成20年(52.40%)。今回は過去最多の6人が出馬し、投票率が上がりやすい保守分裂選となりましたが、伸びませんでした。

山本氏は「高校生までの医療費無料化」や「便利な交通システム構築」のなどほか、前橋東地区に関わるものでは「済生会前橋病院(上新田町)の改修・整備」を公約。公開討論会では、現在は平面の新前橋駅前の市営駐車場を立体化することも明言していました。こうした約束を期待と緊張感を持って見守っていきたいと思います。

マニュフェスを載せた山本龍氏のホームページ

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