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前橋市長選めぐり保守系会派の分裂続く 【市議会ウオッチ】

過去最多の6人が出馬した前橋市長選(2月9日)は激戦の末、山本龍市長が3回目の当選を決めました。選挙戦をめぐっては、市議会議員もそれぞれの考えや支持基盤に基づいて各候補を応援しました。誰を応援するかまとまった会派もあれば、歩調が合わず分裂が続いた会派もありました。市長職に比べると、市民の関心も薄れがちな市議会の動きをみていきたいと思います。

現職、新人支援で会派二分

定数38の市議会において、年初まで最大会派「新政まえばし」には保守系議員19人が所属していました。ところが市長選で現職の山本氏と新人の元自民当県議・岩上憲司氏を応援する議員で会派は二分し、一本化できない状況になりました。

このため、1月中旬、新政まえばし所属19人のうち、山本氏を支援する11人が「前橋令明」を結成し、8人が新政まえばしに残りました。

ただ、実際の選挙戦になると、岩上氏支援の新政まえばしの中でも山本氏を推す人もおり、対応に差が出ました。選挙後、岩上氏を応援した6人が離脱して2月13日付で新会派「前橋高志会」を立ち上げました。

前橋市議会庁舎

補選当選2人は最大会派入り

一方、市長選と同じ日程で市議補選も行われました。議員の死亡や市議辞職に伴う補選で定数3に対して6人が立候補しました。当選した3人のうち、保守系の小岩井僚太氏と林倫史氏は最大会派の前橋令明に入り、入澤繭子氏は一人会派「なないろ」を結成しました。

入澤氏は無所属ですが、立憲民主党、国民民主党群馬、社民党群馬の推薦を受けるリベラル系議員。既存のリベラル会派「市民フォーラム」に入る選択肢もあったはずですが、会派入りしませんでした。

市民フォーラムは今回の選挙戦で元自民県議の岩上氏を支援しましたし、一人会派の方が自分らしく活動しやすいという判断があったのではないでしょうか。

市議補選では無所属のほか、共産党とNHKから国民を守る党の候補も出馬しましたが、議席獲得はなりませんでした。

市議会の会派構成は以下の通りになりました。

前橋令明13人
前橋高志会6人
市民フォーラム5人
日本共産党前橋市議会議員団4人
公明党前橋市議会議員団4人
新政まえばし2人
心世紀1人
前八倶楽部1人
赤利根1人
なないろ1人

市議会のホームページはこちら。

https://www.city.maebashi.gunma.jp/gikai/1/13314.html

補選当選者の任期は残任期間になるのであと1年。来年2月には市議選の本選が予定されています。市政のチェック機能を果たすのが市議会の大きな役割ですが、この地域情報サイトでも議会の活動も見ていきたいと思います。

★追記 この記事を書いた後に、会派の新たな動きがありました。次の記事を参考にしてください。

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