新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、休校していた前橋市は4月7日に小中学校を再開したものの、政府の緊急事態宣言を踏まえて同日、今月13日から5月6日まで休校することを決めました。
市のホームページによると、10日まで給食が出て通常授業が行われます。
https://www.city.maebashi.gunma.jp/soshiki/kyoiku/gakkokyoiku/oshirase/23633.html
緊急事態宣言は東京都など7都県を対象として群馬は含まれていませんが、山本龍市長は市のホームページで「対象地域との交流も多く、今後、市内の状況も変化することが考えられる」との認識を示し、「市民生活における感染リスクを最小限に抑えるため」と休校理由を説明しています。
https://www.city.maebashi.gunma.jp/kurashi_tetsuzuki/covid19_info/1/23164.html
山本市長は昨日のTwitterでは緊急事態宣言を踏まえ、状況が変わったとの考えを示していました。
児童預かるスクールホームは継続
けさ4月8日付の上毛新聞によると、これまでの休校期間中も実施してきた、共働き家庭などの小学生を預かる「スクールホーム」は継続。インターネットを使った学習支援も検討するとあります。
市内では7日朝、入学式や始業式があり、子どもたちが元気に登校する姿が見られました。
一方で、不安を抱えながらの学校再開。
群馬は緊急事態宣言の対象地域ではありませんが、子どもたちの健康や感染拡大防止を考えれば、再度の休校決定はよかったと思います。
ただ、3月4日から1か月以上、今後さらに1か月近く休校となると、ストレスによる子どもたちの心身への影響が心配。保護者はケアする必要があります。
上毛新聞によると、7日に前橋や高崎など13市町が休校を決定。前日までに決定していたところを含め県内計21市町村が休校措置を決めました。状況次第では、さらに増える可能性もありそうです。