戦争や平和について考える一般書・児童書を集めた特設コーナーが、前橋市立図書館全館に設けられています。
戦後75年に当たる今年。本を手に取り、平和の尊さを見つめ直す機会にしてみてはどうでしょうか。
特設コーナーは8月23日まで本館やこども図書館のほか、東分館など15分館にも開設。
市のホームページによると、本館には関連書籍が約140冊、各分館には約50冊を展示しています。
東分館に行ってみると、「かわいそうなぞう」や「はだしのゲン」「永遠の0」といった書籍が、入口から正面の位置に並べられていました。
どんな書籍があるかは市立図書館ホームページに載っているので参考にしてみてください。
戦後75年、本の果たす役割大きく

前橋東小近くに立っている平和塔
75年前の8月、広島・長崎に原爆が投下され、終戦を迎えました。5日の前橋空襲では535人が犠牲になりました。
戦時中は東地区でも空襲があったことは、旧群馬郡東村誌に書かれています(村誌をもとに2年前に書いた記事があるのでリンクを貼っておきます。もうすぐ終戦の日 平和塔を訪ねました)
戦後75年を迎え、戦争体験者の高齢化が進み、次世代へ戦争の悲惨さや平和の尊さをどう語りついでいくか課題にるなか、本は当時を伝える貴重な役割を果たしています。