新型コロナウイルスで落ち込んだ地域経済を活性化しようと、前橋市は19億5000万円分のプレミアム商品券を発行します。
市議会は7月31日、臨時会を開き、関連費用などを盛り込んだ補正予算案を可決しました。
プレミアム率は30%。市民は1万円払うと1冊1万3000円分の商品券が購入できます。
地元の議員さんによると、15万冊の発行を予定しており、1世帯3冊まで購入できて、15万冊を超える希望があった時は抽選になります。
今回は飲食店や小売店のほか、サービス業など幅広い業種に呼びかけ、2000店の登録を目指すとのこと。
全て売り切った場合、15億円は市民の購入費で返ってきて、プレミアム分4億5千万円が市の負担となりますが、財源は国がコロナ感染状況を踏まえて全市町村に配分する「地方創生臨時交付金」が充てられます。
経済支援として、多くの市町村がプレミアム商品券を発行しますが、プレミアム率はまちまち。
40%の桐生市、50%の渋川市などと比べ、前橋のプレミアム率が高い訳ではありませんが、多くの市民が利用しそうですね。
今月の広報で、応募方法が周知されるとのことなのでチェックしておきましょう。
補正予算には乗合バス・タクシー運行継続のための支援金や修学旅行キャンセル補助金なども盛り込まれました。