教育

「入試本番に強くなる」 上毛新聞が会場模試 中3生向け、初回申込9月18日まで

新前橋に本社を構える上毛新聞社(前橋市古市町)が、高校進学を目指す中学3年生を対象にした「上毛新聞模試」を始めます。

本年度は10月以降3回実施

高校や大学、公共施設を会場に実施するいわゆる「会場模試」で、初年度は10月18日(9月18日申込締切)を皮切りに12月13日、1月24日の計3回を予定。

コロナ禍を受け、自宅受験も選択できるようにしました。

「新聞社が模試!?」と意外な感じもします。担当する同社デジタルビジネス局の大塩朋美さんに、実施に至った経緯や模試の特徴についてお話を聞きました。

上毛新聞がどうして中学生対象の模擬試験を始めるのですか。

10年ぐらい前から企画としてはあったのですが、地域の皆さまの意見をヒアリングする中で、学力の把握や進路選択の参考になる新たな模試を望む声があり、取り組むことになりました。高校や大学などを会場にする模試が県内にはない状態なので、本番の練習としてのニーズもあり、地域貢献事業の一環として始めることになりました。

新聞社が模試というと、意外に思われる人もいると思うですが、他県はどんな状況なのでしょうか。

60年以上続いている栃木県の「下野新聞模試」や、岐阜新聞教育センターが取り組む「岐阜県統一模擬試験」など、長い伝統があります。最近では福井新聞や埼玉新聞も始めました。

本番を疑似体験できる会場型模試

先ほどお話にあった会場型の模試は受験生にとって、どんなメリットがあるのですか。
本番と似た環境を経験できます。学校や塾でのお友達が周りにいない状態で、「みんな自分よりできる」と見えてしまうような緊張感をある状態で、どれだけ力を出せるか試されます。英語のリスニングをはじめ、場慣れしておいた方がいいですし、リスニングのメモの取り方などの大きな練習になると思います。

コロナ禍で自宅受験も可能に

コロナ対策、安全対策ではどんなことをするのですか。

建物の入り口や教室周辺にも消毒液を置くほか、マスクの着用は受験者・スタッフ必須で、定期的に換気を行います。座席も受験生同士の距離をとるように指定します。問診票を受験者全員に提出してもらい、もし一つでも該当項目にチェックが入ったら、その日はお帰りいただくという形で運営していきます。

コロナ禍を踏まえ、自宅受験も設けました。

当初は会場模試だけという考えだったのですが、会場に行くのに抵抗がある生徒さん、親御さんの話を聞いたので、選択できるようにしています。ただ、自宅受験でも原則会場受験と同じ日、同じ時刻に受けていただくよう周知徹底していきます。

問題の質にもこだわっているとのことですが、群馬県の入試に沿った出題となるのですか。
公立高校後期選抜の学力検査に準じた内容になるようにします。中学校・高校の教員OBにも作問委員会に加わってもらい、アドバイスをいただきながら、問題をつくっています。

上毛新聞模試を受けるとどんなデータが返ってくるのですか。
教科ごとの得点や偏差値、受験者全体の中の順位、同じ高校を志望する人の中での順位のほか、公立、私立にかかわらず志望校を3校まで選べ、A~Dの4段階の合格判定が出ます何回か受けていくただくと成績の推移も載せられます。

最後に受験する中学3年生にメッセージをお願いします。

ぜひ多くの中学3年生に受けてもらい、偏差値がこうだから、この学校という訳ではなく、自分の行きたい高校を目指す中で、自分の立ち位置を知る材料の一つにしてほしいです。「受けてよかった」と思ってもらえるような内容にして、群馬の模試として定着していきたいです。

上毛新聞模試 詳しくはコチラ

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