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2回目ワクチンで38%発熱 倦怠感69%、消防職員アンケート 前橋市議会で豊島孝男氏質問

群馬県内でも新型コロナウイルスワクチン接種が進むなか、倦怠感や発熱といった副反応が注目されています。

前橋市議会の総括質問(6月17日)で、エッセンシャルワーカーとして先行接種した市消防局職員の副反応の状況が報告されました。前橋令明の豊島孝男議員の質問に答えました。

2回目の接種においては、接種者の約7割が倦怠感、約4割に37.5度以上の発熱症状があったことが説明されました。

消防職員6月5日に1回目接種完了

【豊島議員】

消防職員の新型コロナウィルスワクチン接種について、接種の進捗状況からお聞きします。新型コロナウィルス感染症にかかるワクチン接種については医療提供体制の確保の観点から、まずは医療従事者等に対する早期接種が実施されることとなり、本市においては、新型コロナウィルス感染症患者を搬送する救急隊員等である消防職員や保健所職員等が対象となりました。そのうち消防職員については、372人を対象とした早期ワクチン接種が、県が指定した市内の5つの医療機関において4月26日から始まったと聞いておりますが、接種の進捗状況について伺います。

【消防局長】
接種の進捗状況についてでございます。まず1回目の接種は4月26日から3病院で、5月24日から2病院で開始され、6月5日をもちまして、1回目の接種が完了いたしました。2回目の接種は5月17日から順次開始され、6月25日までに372人の消防職員の接種が完了する予定でございす。1回目の接種については全員が完了しており、2回目の接種が完了した職員は6月15日までに対象者の約70%にあたる261人でございます。対象者数が多く、1回目から3週間の間隔をおいて2回目の接種を受ける必要があるため、接種開始から完了まで61日間を要することとなりますが、これまで順調に消防職員のワクチン接種が進んでいる状況でございます。

2回目後に全身症状は全体の8割

【豊島議員】

次に副反応の状況についてお伺いいたします。新型コロナウィルスワクチンの発生予防効果は約95%と非常に効果的であることが報告されていますが、その一方で副反応の程度が強く、特に2回目の副反応として注射した部分の痛み、頭痛、発熱、関節痛、倦怠感等の症状が顕著に現れると聞いております。消防職員が新型コロナウィルスワクチン接種を受けてきた中で副反応の状況について確認ができたことがあれば伺います。

【消防局長】
副反応の状況についてでございます。現在ワクチン接種者を対象として副反応の状況を調べるためのアンケート調査を実施しており、調査票の回収を進めていますが、ワクチン接種がまだ進行中のため、現時点での調査結果となります。まず、接種部位の痛みについては1回目、2回目ともにワクチン接種者のほぼ全員に現れました。続いて2回目に全身症状が現れたのは全体の約81%であり、症状別では多い順に倦怠感が約69%、頭痛が約38%、筋肉痛が約28%で、多くの職員に複数の症状が現れました最後に発熱ですが、2回目に37.5度以上の発熱の症状が現れたのは接種者の約38%でございました。以上のことから、副反応の状況につきましては2回目の方が強く、特に倦怠感や発熱が顕著に現れることが確認できました。

勤務体制に「支障なし」

【豊島議員】

接種期間における勤務体制についてお伺いします。消防局の実員406人に対し、対象者が372人ということですが、9割を超える職員がワクチン接種を受けるということになります。ワクチン接種後の副反応については他のワクチンよりも顕著に現れることがニュース等で取り上げられています。先程の消防局長の答弁でも2回目の接種後に約7割の職員に倦怠感が現れ、約4割の職員に37.5度以上の発熱が現れたとの報告がありました。消防署においては災害対応を行う上で必要な人員の確保が重要でありますが、ワクチン接種後の勤務に支障をきたす職員の発生など勤務体制への影響もあったのではないかと考えます。そこで接種期間における勤務体制についてお伺いします。

【消防局長】
接種期間における勤務体制についてございます。ワクチン接種後の副反応については、報道等で頻繁に取り上げられ、また医療機関からも情報提供があり、消防署における勤務体制を確保する上で懸念があったため、交代制勤務者の接種日は原則宿直日としつつ、2回目接種後の翌日ができる限り勤務日とならないよう、各所属で職員の接種日程を調整するとともに、医療機関に依頼し、可能な限り摂取日を多く設けていただくよう調整を図ることで、極力勤務体制に影響が出ないよう考慮しました。結果的には6月15日現在におきまして、ワクチン接種後の副反応による休暇の取得がのべ26人、42日間発生いたしましたが、各消防署における勤務体制には支障はなく、業務を継続することができました。

【豊島議員】

消防職員の状況はわかりました。消防職員に準じる消防団員の人も60歳未満が1016人におります。この人たちも残余ワクチンの接種のエッセンシャルワーカー枠に入れていただきますようお願いいたします。

【山本市長】
これから台風、大雨等のリスクのなかで警防活動等でおでかけいただく消防職員が多くなろうと思っております。午前中の議論でも残余ワクチンの利活用につきましてのご提案もございましたので、消防団員につきましても残余ワクチンの採用枠に入れ込めるよう検討させていただきたいと思います。

 

 

豊島議員の他の質問は次の通り。

1 農村整備事業について
2 消防職員の新型コロナウイルスワクチン接種について
3 農業政策について
4 地域の諸課題について

 

 

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