市議会

通常登校にした根拠は? 緊急事態宣言で分かれた県内の対応 ①前橋市議会第3回定例会

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い群馬県も緊急事態宣言の対象となり、それぞれの市町村で学校を通常登校とするか、分散登校にするか対応が分かれました。分散登校とした県立学校と同様の方法を採用する市町村がある一方、前橋市は通常登校を選択しました。9月8日の市議会・総括質問では、鈴木数成氏(前橋令明)がどのような理由から通常登校と判断したのか尋ねました。

分散登校で居場所確保が困難な場合も

鈴木氏
新学期をスタートするのにあたって、県内市町村でも通常登校と分散登校とに方針が分かれておりましたが、本市はどのような根拠を持って通常登校と判断されたのか当局の見解を伺います。

 

指導担当次長

本市ではこれまで各学校での感染防止対策により校内での新型コロナウイルスの感染は発生しておらず、引き続き高い意識を持って感染防止対策の徹底に努めていくこと、また様々なご家庭の事情により休校や分散登校により子どもの居場所確保が困難な場合や、学校以外の預かり場所が密集につながる場面も想定されること、さらには子どもたちの学びを可能な限りとめないことなど、様々な視点から総合的に判断し、緊急事態宣言期間中は感染防止対策の徹底を図った上で通常登校と致しました。

「子どもの感染症防止意識高まる」

鈴木
2学期が始まり、9日ほど経過をいたしました。そこで、学校や子どもたちの様子についてうかがいます。

 

指導担当次長

登校した児童生徒は久々に会えた友達に夏休みの思い出を話したり、校庭で元気に遊んだりするなど、友達との交流を楽しむ様子が見られ、学校生活を元気に過ごしていると聞いております。また、マスクを外す場面である給食の時間では会話を控えたり、手洗いの頻度が多くなったりするなど、感染症防止に対する子どもの意識が一学期よりも高まっているとも伺っております。一方、先生方も感染症対策により一層気を配り、授業や掃除、給食などの学校生活に取り組んでおります。また、感染が不安で登校できない児童生徒などに対してタブレットパソコンを活用して、オンラインで学校と家庭をつなぐことで、子供の顔が画面越しにつながり、子どもも担任もとても安心できると、学校より伺っております。

タブレットで健康管理

鈴木
多くの子どもたちにとって、学校は特別な場所なのだなと、答弁を伺い、あらためて感じるところがあります。同時に答弁のなかから、「感染症対策により一層気を配り」という部分もありました。これは児童生徒の保護者も気にするところだと思います。市内の小中学校では具体的にどのような感染症対策を行っていくのか伺います。

 

指導担当次長

学校における感染症対策についてですが、8月27日に二学期の始業式を迎えるにあたりまして再度家庭での健康観察の決定を促すとともに、前日までの3日間、これは24日、25、26日になりますが、家庭に持ち帰っているタブレットパソコンなどを活用した児童生徒の健康チェックを実施してきました。

また、二学期も引き続き健康観察を徹底し、児童生徒や同居する家族の方に風邪様症状がある場合は登校を控えるなど、学校にウイルスを持ち込まない取り組みを継続しております。さらに、マスク着用や常時換気、細やかな手指消毒、ドアノブなどの共有使用箇所の消毒などの校内での感染対策を徹底するとともに、部活動も含め理科の実験や体育での密集する運動など、感染が広がる可能性のある教育活動を自粛するなどの対応をしております

鈴木氏
今春に繰り上げられて行われた学校へのタブレット導入は、今回の新型コロナウイルス感染症防止対策の一つとして、感染の不安により登校できない児童生徒に対して、学びの保障という面で期待されております。今までの授業形態と異なりますので、難しい部分もあるかもしれませんが、緊急事態です。やるしかありません。以前から申しておりますが、朝昼夕の例会で先生の児童生徒が流れるだけでも十分に効果があると考えております。児童生徒の生活のリズムを確保できるとも考えております。そこで学校ではどのような対応をとっているのか伺います。

 

指導担当次長

タブレット活用による学校の対応についてですが、感染の不安により登校できない児童生徒にとってオンラインで家庭と学校をつなげることは、学びを保障していく上で大変有効であると考えております。現在市内の学校では登校できない児童生徒のタブレットに朝の会や帰りの会、授業をオンライン会議システムで配信しております。現在のところ授業配信を小学校で1時間、中学校で2時間を目標に取り組んでいる学校もあると伺っております。各学校では児童生徒の発達段階や教科の特性、学校の実情に応じて、各学校が試行錯誤しながらオンライン授業を実施しております。

 

 

市議会のやりとりをピックアップしてお伝えしていきます。

 

 

 

おすすめ記事

1

JR新前橋駅東口に、立体駐車場や店舗などが入る複合施設ができそうです。 前橋市などでつくる検討協議会が、市有地や鉄道用地の有効活用を目的に再開発事業者の募集を始めました。 立体駐車場や駐輪場を必須にし ...

2

最近のトマトって、美味しいですね。生産者の努力のたまものですが、ここまできたかというトマトに出会いました。 三光ファーム(高崎市大沢町)の高糖度トマト。キャッチフレーズは「食べる宝石」。 糖度10以上 ...

3

しばらく空き店舗になっていて寂しい感じがしたJR新前橋駅東口1階に、念願のハンバーガー店がオープンしました。 その名も「The Rotary(ザ・ロータリー)」。駅前を意識した名前がいいですね。 4月 ...

-市議会

© 2021 あずまある Powered by AFFINGER5