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激流の凄まじさを物語る流木や倒木 台風19号から1か月 いまだ多くの爪痕

日本各地で甚大な被害をもたらした台風19号の上陸(10月12日)から1カ月が経ちました。今朝の上毛新聞によると、県内では4人が亡くなり、富岡市では今も11人が避難所生活を送っています。前橋市でも一時、利根川の水位が氾濫危険水位(4㍍)を超え、東地区を含めた周辺地域に避難勧告が出されました。1ヶ月後の利根川周辺を歩いてみると、河川敷には大きく横に傾いた樹木や積み重なった流木が多数あり、大雨の爪痕を残しています。

南部大橋付近に残る倒木(11月12日撮影)

利根川の県庁裏は台風19号の影響で10月12日20時に4.31㍍となり、22時には5.59㍍に達しました。避難勧告が出され、国体道路が通行止めになりました。大利根緑地や田口緑地など利根川近くの公園が一時立ち入り禁止となりました。

10月13日に南部大橋から見た利根川
11月12日に南部大橋から撮影した利根川

きょう12日に南部大橋に行ってみると、利根川は穏やかに流れていました。が、河川敷には真横を向いてしまった樹木が至るところにあり、流木や草が堆積している場所もありました。北側の平成橋付近も同様に多くの倒木や流木が見られました。

台風の凄まじさを物語る積み重なった倒木
根がむき出しになった樹木
風邪に吹かれたように傾いたままの樹木
平成大橋から見た河川敷

群馬県社会福祉協議会ホームページによると、県内は高崎、富岡、嬬恋、太田に災害ボランティアセンターが立ち上がりましたが、11月3日をもって全ての地域で終了となりました。群馬県共同募金会が県内被災地支援のための募金を募っています。

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