歴史

⑮あずまかるたを歩く「碑に往時をしのぶ佐渡街道」 前橋市下新田町に石柱

2019年12月28日

前橋東地区の名所や伝統行事を詠んだ「あずまかるた」の札を訪ねる企画「あずまかるたを歩く」。今年最後は「い」の札「碑に往時をしのぶ佐渡街道」です。その碑は地元の「あづま歴史散歩の会」により下新田八幡宮(前橋市下新田町)に建てられました。この日はジョギングしながら行ってきました。

佐渡街道をうたった、あずまかるたの「い」の札

下新田八幡宮は前橋長瀞線から斜めにそれる道を少しいった右側にあり、家やアパートに囲まれた住宅街にあります。白い石の鳥居の前に1998年、歴史散歩の会が建てた碑が立っていました。

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下新田八幡宮の本堂

というもの、「佐渡街道」とは聞いたことがあるものの、恥ずかしながらどういうものか分かっていませんでした。かるたの裏を見てみると、解説が書いてあるので、それを読んでみます。

1604年(慶長9年)、佐渡金山は幕府直轄領となり、これを管理する佐渡奉行が赴任する際利用したので、佐渡奉行街道と呼ばれた古道。中山道本庄宿から玉村を通り、下新田、上新田、小相木を経由して渋川で三国街道に合流する。

この説明は分かりやすいですね。 街道の名前になるぐらい、幕府が佐渡金山を重視していたのか想像できます。

これで概要をつかむことはできるのですが、下新田からさらに北に行った菅原神社(前橋市石倉町)には街道の略図が石に刻まれています。本庄から玉村を通り、下新田や小相木などを経て三国街道に合流するまでが視覚的に理解できます。

菅原神社にある旧佐渡奉行街道略図

略図のとなりには「旧佐渡奉行街道」と書かれた石柱がありました。揮毫は第67代総理大臣の故福田赳夫首相によるもの。そうした石柱があることを今回初めて知りました。

福田赳夫元首相が揮毫した「旧佐渡奉行街道」の石柱(菅原神社)

「あずまかるたを歩く」も今回が15回目となりました。今年も地域を歩く際の、貴重な情報源として利用させてもらいました。回れる札については、「全箇所制覇」を目指していきたいと思います。

菅原神社 前橋市石倉町

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