前橋市大利根町の通りでは、春の陽気に誘われるように、ハナミズキが見頃を迎えました。大利根ショッピングセンターや群馬銀行大利根出張所に接して東西に走る道路沿い、およそ700メートルにわたって、ピンクや白の美しい花が連なっています。
ハナミズキは北アメリカ原産の落葉高木で、大正時代に日本からアメリカへ桜の苗木が贈られた際、その返礼として日本に持ち込まれました。以来、その美しい花姿は全国各地で愛されています。
大利根町の通りで目を引くのは、花の色がピンクと白とが交互に連なっている様子です。春のパステルカラーの帯が続いているかのようで、そのコントラストが、通りを歩く人々の目を楽しませ、心躍る風景をつくり出しています。