老朽化のため、前橋市の川曲町公民館が建て替えられました。
以前は2階建てで、階段の傾斜も急だっため、お年寄りには使いづらさがありました。
3月に完成した新たな施設は平屋になり、利便性が向上しました。
広々ホール、キッチンも
場所はこれまで同じ諏訪神社の西側。建築面積は40坪で、半分を占める広々としたホールがあります。キッチンもあるほか、トイレは男女別に設けられました。
建設費用は約2300万円。住民が長年、積み立ててきたお金のほか、行政の補助金750万円を充てました。
川曲町の松本恵嗣自治会長は「以前の建物は人が2階に集まると揺れました。これで震災が起これば大惨事になるというこで、住民に積み立てをお願いしてきました。新しくなり、サロンなど、いろいろと使っていただいているのでありがたいです」と話します。
長寿会でさっそく利用
9月17日も約80人が集まり、敬老会を開き、長寿を祝いました。
公民館の建設では、住民の負担が発生しますが、地域の施設がよくなると、住民交流も活発化するのではないでしょうか。
地域の絆を深める必要な投資といえそうです。