事故や病気で意識を無くし、普段通りの呼吸ができない場合に、大切な命を救う自動体外式除細動器(AED)。
公民館や学校などに置いてあるイメージですが、実は前橋市では2017年10月から、24時間営業のコンビニエンスストアにも設置されるようになりました。
東地区ではセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップの計9店舗に置かれています。
夜中でも駆け込めるメリットがある一方で、市内の全ての店舗に配備されているわけではありません。
どの店舗に置いてあるのか、今のうちにチェックしておくと良さそうです。
AED設置マークの画像
(いずれも前橋市HPより)
また、AEDが設置されたコンビニの入り口付近には、上のようなマークが表示されています。コンビニに立ち寄る際には、注意して見ておくと役立つかも知れません。
それでは、あなたが実際にAEDを使う立場になったら、どうすればいいのか。
まずは119番をするとともに、最寄りのAEDが設置されているコンビニエンスストアへ行き、「AEDを貸してください」と言いましょう。誰でも借りることができます。
コンビニの店員さんはAEDを渡すだけなので、あとは自分たちで使う必要があります。
その際にはAEDの音声案内に従いましょう。使用後は借り受けたコンビニへと返却します。
日本AED財団によると、突然の心停止からの救命率は、119番通報だけでは9.2%しかありません。それがAEDを使うことで54%と、6倍に跳ね上がります。あなたの大切な人を守るためにも「いざとなったら使うんだ」という心の準備をしておきたいですね。
最後に、政府が応急処置について説明したホームページがありますので、ご紹介します。ぜひ見ておきましょう。
・いざというときのために応急処置の知識と技術を身につけておきましょう(政府広報)