前橋市の2024年12月末の人口が発表されたので、2014年から24年までの10年間の東地区町別人口推移を見てみました。
町別では、後家町の人口増が顕著だった一方で、光が丘町などの減少が目立ちました。
最も多い箱田町の人口はほぼ横ばい
後家町は2014年から2024年にかけて、人口が大幅に増加しています。特に2018年以降の増加が顕著で、2024年には879人に達しています。この増加は、地域の宅地開発が影響しています。
稲荷新田町は安定した増加傾向を示しました。2014年の1384人から2024年の1632人まで、毎年少しずつ人口が増えています。
箱田町は東地区で5882人と最も多い人口をかかえ、ほぼ横ばいで推移。上新田町は2019年にピークを迎え、その後は減少していますが、依然として高い人口を維持しています。2019年の3712人から2024年の3530人まで減少していますが、他の町と比較しても依然として多くの人口を抱えています。
古市町一丁目は2016年に急増し、その後は安定しています。2016年の1422人から2024年の1425人まで、ほぼ横ばいの状態が続いています。この急増は、一時的な開発や移住の影響が考えられます。
一方、光が丘町は全体的に減少傾向にあります。2014年の734人から2024年の645人まで減少しており、特に2020年以降の減少が顕著でした。
大利根町二丁目も147人減っており、10.7%減と減少幅が目立ちました。
下新田町は2018年以降、人口が減少傾向にあります。2018年の3953人から2024年の3699人まで減少しており、特に2020年以降の減少が目立ちます。
東地区全体ではプラス668人の31,903人、2.1%増となっていますが、2020年の32,354人をピークに減少傾向となっています。