前日の上毛かるたに続き、今日は前橋東地区の「あずまかるた」を紹介します。
あずまかるたは、自治会などで構成する東地区地域づくり協議会が、地域の文化や歴史を後世に伝えようとつくりました。
2010年度にカルタ部会を発足し、一般、小中学生から読み札を募集したところ、2400句が寄せられました。
絵札は東中と箱田中の美術部員が手がけ、44枚のかるたが完成。2011年3月に発行されました。
地域の歴史や風土、魅力がギュッとつまっています。いくつか紹介します。
「伝え来し 古き山門 大徳寺」
「明治七年生まれの東小」
「歴史ある鏡神社に獅子が舞う」
「望みはグローバル 育英高校」
「地域医療支える拠点 済生会」
「群馬の情報発信源 上毛新聞」
かるた文化が浸透している群馬県。前橋市にも、あずまかるたのほか、下川淵かるた、芳賀かるたなど、ご当地かるたがあります。
中でも合併前の旧富士見村で昭和31(1956)年につくられた「富士見かるた」は古い歴史を持ちます。
あずまかるたを普及しようと、今年も東地区の文化祭でかるた大会が開かます。
読み札の裏面には解説文が書かれ、地域のことを知りたいという人がいるなら入門編として最適です。東公民館で1セット500円で販売しています。