夏に飲む冷たいお茶といえば、麦茶が代表格ですが、ほうじ茶も一味違った趣があっていいですね。明治40年創業、お茶の小松園(前橋市大利根町)は、ほうじ茶を手軽に飲めるティーパックや、水出し用ボトルを提案しています。同店は「まだまだ暑い日が続きます。冷茶で水分を」と勧めています。
大利根ショッピングセンターにあるお店の前には「ひんやり冷やし焙茶」ののぼり旗が。眺めているだけで、涼しくなってくる気がします。
一押しは、ティーパックタイプの「ゆうきすくすくほうじ茶」(20袋入り、税込み648円)。
無農薬栽培したお茶を用いた有機JAS認証の製品で、パッケージ裏の説明には、煎茶よりもカテキンやカフェインが少なく、「赤ちゃんにやさしい味」をうたっています。
作り方は簡単。水1リットルに対し、ティーパック1個を入れ置いておけば出来上がり。
飲ませていただくと、「赤ちゃんにやさしい味」が分かる丸みのある口当たりでいて、ほうじ茶ならではの香ばしさがあります。
水出し茶に専用ボトル
ティーパックではなく、茶葉から水出し茶を楽しみたい人には「フィルターインボトル」がお薦め。
蓋の内側に付いたフィルターに茶葉を入れ、水を注いで、しばらく待つだけ。見た目もワインボトルのようでおしゃれです。価格は750mlボトルが税込み2160円。300mlは同1944円。
「もっとパンチのある味がいい」という人には、お湯で濃いめにいれ、湯呑に氷を入れて注いぐ飲み方がいいそうです。
前回の記事で紹介したかき氷も販売中。近くの学習塾に通う子どもや部活帰りの高校生、近所のお年寄りらが立ち寄り、好評です。
かき氷を食べた人には、冷たいほうじ茶が付いてきます。かき氷に、冷やしたほうじ茶…日本の夏ですね。
お茶の小松園 前橋市大利根町1-37-10 営業時間 午前9時~午後7時 日曜定休 ☎027-251-3200