新前橋の魅力を発信する「新前橋ロータリー祭」が10月22日、新前橋駅東口で開かれました。
直前まで降っていた雨も上がり、前回を上回る700人が来場して新前橋グルメを満喫。来場者一堂で乾杯し、ロータリー広場に笑い声があふれました。
自慢のメニューを販売する出店者
関係者の願いが届いたのか、30分前まで強く降っていた雨が徐々に弱くなり、昼過ぎには上がりました。
ロータリー広場には家族連れや地域の人たちが続々と来場。焼き鳥やホルモン焼き、いか焼き、韓国のり巻きなどが飛ぶように売れ、オリーブオイルやパワーストーンの物販店にも多くの人が訪れました。
上毛新聞は県内で全編撮影された横山秀夫さん原作の映画「影踏み」の前売り券を特価で販売。同日執り行われた「即位正殿の儀」の号外を配布しました。
初回を上回る人出
ロータリー祭は新前橋の魅力を発信し、店同士のつながりを強めようと、新前橋商工会が主催し、今年5月に第1回が行われました。直前まで雨が降っていたのにかかわらず、初回の500人を上回る人が訪れました。
これまで2回開催し、イベントの特徴が見えてきました。それは来場者の滞在時間が長いこと、加えて、コミュニケーションが図りやすいことです。
会場では各店が自慢の料理を用意したほか、生ビール1杯300円、サワー200円と手頃な値段で提供。屋外にテーブルが置かれ、気持ちよく飲食することができます。
噴水回りの縁に腰掛けて、団らんする家族連れの姿も目立ちました。
会場が持つ魅力も発揮されたロータリー祭
また、ロータリー広場が適度に狭く、円形をしているため、多くの人が周回し、顔を合わせるのでコミュニケーションを図りやすい。会場自体の良さも感じられました。
そして、なんと言っても魅力は地域密着の手作り感。出店者と来場者の距離が近く、地域の納涼祭のような温かい雰囲気があり、子どもから大人まで幅広い世代が集いました。
イベントも終盤になった15時、新前橋商工会の福田俊昭会長の発声で全員で乾杯し、一体感に包まれました。イベントは来年春に第3回を予定。どんなイベントに成長していくのか今後が楽しみです。
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