さとり循環器・内科クリニック6月6日開院　心臓専門医が地域の「かかりつけ医」に　前橋市大利根町　

前橋市大利根町に「さとり循環器・内科クリニック」が6月6日（月）開院します。

心臓病治療を専門とし、内科・循環器内科の医師として群馬県内の中核的な病院で勤務してきた佐鳥圭輔院長（37）が開業。気軽に相談できるまちの「かかりつけ医」として、地域医療を支える考えです。

駐車場30台完備、最新の検査機器

クリニックは、ファミリーレストラン「ジョイフル前橋大利根店」跡地に建てられました。県道前橋長瀞線沿いにあり、駐車場30台分を完備。南側からの採光を意識した建物は明るく、木目を生かした室内は温かみがあります。心電図や超音波の検査機器に加え、骨密度や血管年齢が測定できる機器も取り揃え様々な疾患に対応が可能です。隣には処方箋に対応する「あじさい薬局」がオープンします。

県内病院を経て独立、地元への思い

佐鳥さんが医師を志したのは11歳の時に母親を病気で亡くしたことがきっかけ。大利根小、箱田中から県立前橋高に進学、群馬大医学部を卒業しました。その後、前橋赤十字病院、群馬大学医学部附属病院、公立藤岡総合病院、済生会前橋病院などを経て、開業を決意し、地元にクリニックを開くことにしました。

6月4日に内覧会

「患者さんと話をするのが好き」という佐鳥さん。地域住民の生活習慣病予防や健康寿命の延伸に貢献する医療を提供し「地域のお役に立ちたい」と力を込めます。これまでのキャリアを生かし、パイプの強い県内病院との連携もしていく考えです。

6月4日（土）10時～16時に内覧会を開きます。