群馬県が地元アスリートを動画で紹介する「Gアスリート~群馬から世界へ~」が9月14日始まりました。
記念すべき第1回は自転車女子マウンテンバイク(MTB)の東京五輪代表に決まっている前橋新田小教諭の今井美穂さんが出演。五輪への抱負や県民へのメッセージを語りました。
動画は、県公式YouTubeチャンネル「tsulunos(ツルノス)」にアップされ、スポーツ振興課の職員がインタビュアーを務めました。
児童が応援、サインをねだられることも
高校・大学時代に陸上7種競技をしていたという今井さん。7種競技には「走る」「跳ぶ」「投げる」という多彩な要素が詰まっており、「筋力や持久力、瞬発力がついたおかげで今があるのかなと思っています」と振り返りました。
MTBの魅力については、「何十人もの選手がよーいドンでスタートし、起伏のある山道だとか岩場だとかで、一人でも抜かそうと思って、がんがん攻めていくのが面白い」
小学校では「先生頑張ってね」と声をかけられたり、時々、サインをねだられたりすることも。児童からの応援はともてうれしいと言います。
努力すれば夢は叶う
動画の最後に「諦めず努力すれば夢は叶う」と書いた色紙を持ちながら、県民、ジュニアアスリートに向けメッセージを送りました。
現在、新型コロナウイルスの影響で、たくさんの方が大変な思いをしていると思っています。しかし、スポーツにはとても大きな力があります。私自身、頑張って東京オリンピックで走りたい。皆さんに、楽しんでもらえるように頑張っていきたい。また、諦めず努力し続ければ、夢は叶うと思って競技を続けてきました。いろんなところにいろんなチャンスがあります。そのチャンスを一つ一つ自分の力でつかんで夢を叶えていってください。応援しています。1年後しっかり皆さんに頑張っている姿を見せたいと思いますので、応援よろしくお願いします。
コロナ禍により1年延期された東京五輪・パラリンピック。来年夏の開催を願うばかりです。
大舞台で輝く今井さんの姿を楽しみにしています。前橋東地区の住民も応援しています。