今日8月29日から前橋市の学校は2学期がスタートします。
市内小中学校は今日から、学校給食のスプーンやフォークの提供を取り止め、生徒が持参するよう変更します。
先日の上毛新聞に記事になっていました。
箸については以前からそうした対応でしたが、スプーンやフォークにも適用します。
現状、小学生から中学生まで一つのサイズのスプーンやフォークを使っているため持参することで自分に合った使いやすいものを使用できたりするほか、家に持ち帰って洗うことで食育につなげたりする狙いがあるそうです。
このほか職員の手間や経費の軽減になるかもしれません。
既に箸、スプーン・フォークの持参を実施している近隣自治体もあるそうです。
心配なのが、忘れる子への対応はどうなるのでしょうか。
前橋市のホームページを見てみると、今年2月の教育委員会のやりとりが公開されていました。
箸の場合では忘れた子に対して学校に置いてある箸を貸し出しているように、スプーンやフォークも学校に予備を置くことで対応できる、との説明が委員からありました。
箸、スプーン、フォークの三つのうち、その日のメニューに合わせて何を持って行くのか考えることもいい経験になりそうです。
環境意識の高い人の中にはマイ箸やマイスプーン・フォークを持ち歩く人がいます。
子どもたちも給食で食べる道具を持参することは、SDGsの観点からもいいかもしれませんね。