2月9日に投開票された前橋市議選で、東小学校投票所の当日投票率が15.36%で、市内100か所ある投票所のなかで最も低い結果となりました。当日投票率の平均が24.61%で、最も高かったのは、38.04%の西大河原集落センター(同市富士見町赤城山)でした。市はホームページで投票所ごとの投票率を公表しています。
当日投票数に期日前・不在者投票(計39,423人)が加わり、全体の投票率となります。東地区には東公民館が期日前投票所になっていました。50人が立候補する選挙戦となりましたが、最終的な市全体の投票率は39.34%で、4年前を3.58ポイント下回り、過去最低となりました。
東地区の投票所は、東小学校と、東公民館、箱田中学校、新田小学校、東中学校、大利根小学校の計6か所。このうち、大利根小学校が27.83%で最も高く、箱田中学校(23.38%)、東公民館(22.83%)の順に続きました。
もともと、新住民も多い東地区は投票率が低い傾向があります。4年前の前回選挙では東地区から4人の立候補者がいたのに対し、今回は3人と少なかったことも影響があるかもしれません。
投票率の向上に向け、市役所などが「投票率を高めよう」「選挙に行こう」と呼びかけていますが、なかなか打開策がないのが現状です。