前橋市の重要無形民俗文化財「江田鏡神社の獅子舞」を継承する江田町獅子舞保存会が、2026年5月9日(土)に高崎市の護国神社で開催される「和の伝統芸能フェスティバル」に出演します。昨年から地域の子どもたちに参加を呼びかけ、担い手育成をしており、児童生徒の舞も見られそうです。
イベント情報
| 日時 | 2026年5月9日(土) 10時〜夕方頃 |
|---|---|
| 会場 | 群馬県護国神社(高崎市) |
| 主な演目 | 和太鼓、獅子舞、お神楽、猿まわし、雅楽など |
| 獅子舞出演 | 10時ごろ〜(40〜50分の演舞を予定) |
| 関連行事 | お茶会、福まき、キッチンカー・出店など |
江田鏡神社の獅子舞ってどんな芸能?
江戸時代末期に旧群馬町の稲荷台から伝わったとされる江田鏡神社の獅子舞は、2008年(平成20年)に前橋市の重要無形民俗文化財に指定されました。五穀豊穣や無病息災を願い、隔年秋に演舞が奉納さこの獅子舞の特徴は夜間に奉納され、獅子舞を称える「ほめ言葉」と、それに応える「返し言葉」の掛け合いにあります。ほかにはなかなか見られない、独特のやりとりが見どころです。
20年ぶりの後継者育成、そのきっかけは小学校の周年行事
保存会は昨年まで30代から90代の11名で活動を続けてきましたが、高齢化による存続への不安は年々大きくなっていました。そんな中、転機となったのが2024年12月の前橋東小学校創立150周年記念行事での演舞。子どもたちの反応が良く、保存会として次世代への継承をすることにしました。

2025年6月に行われた練習会
2025年6月には20年ぶりとなる体験会を実施。町内在住の園児から小学6年生まで12名が参加し、和楽器の奏で方や独特の踊りの基礎を、ベテランのメンバーから直接学びました。「決めのポーズが楽しい」「これからも続けたい」といった声が子どもたちから上がり、保存会にとっても大きな手応えとなっています。
今年1月の前橋市郷土芸能文化祭への参加を経て、いよいよ5月9日の護国神社フェスティバルへ。若いメンバーも舞台に立つ予定です。

笛を練習する江田町獅子舞保存会の子どもたち(2025年6月撮影)
群馬の伝統芸能が直面している現実
群馬県内の郷土芸能は今、深刻な状況に置かれています。令和5年度の調査によると、対象384団体のうち25団体が活動を休止・中断しており、後継者育成について「危機的」と答えた団体は33%にのぼります。「順調」と答えたのは全体の約4分の1にすぎません。
そうした中で、地元の小学校行事をきっかけに若い世代への継承に踏み出した江田町獅子舞保存会の取り組みは、県内の他団体にも好影響を与えそうです。
5月9日のフェスティバルは、和太鼓や神楽、猿まわしなど盛りだくさんの内容で、お茶会やキッチンカーの出店もあります。獅子舞は10時ごろから40〜50分にわたる演舞が予定されています。一生懸命な子どもたちの舞を、楽しんでみてはどうでしょうか。
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25494江田町の獅子舞、5月9日に高崎・護国神社で演舞 「和の伝統芸能フェスティバル」に出演
イベント情報 日時 2026年5月9日(土) 10時〜夕方頃 会場 群馬県護国神社(高崎市) 主な演目 和太鼓、獅子舞、お神楽、猿まわし、雅楽など 獅子舞出演 10時ごろ〜(40〜50分の演舞を予定) ...
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