家庭にある身近なモノでかわいい背景をつくり、赤ちゃんを寝かせて撮影する「寝相アート」。子育て中の楽しみ、癒しの一つとしてママたちに人気です。県内を拠点に活動する寝相アート作家のみやざわりょうこさん(伊勢市)が講師を務めた撮影会が3日、前橋市の東公民館で行われました。終了後、インタビューさせていただきました。
みやざわさん自身、寝相アートを始めたきっかけは何だったのですか?
2011年に子どもが生まれたことがきっかけです。最初の頃はガーゼで生後「3か月」などと文字をつくっていました。徐々に周りを飾り始め、だんだん絵をつくるようになりました。
寝相アートの魅力について教えてください。
子どもの成長記録をかわいく残せること。本当にそれが1番だと思います。それをやることで、ママたちのちょっとした育児の息抜きになってもらえたらいいと思います。
また、寝相アートを共有することで、周りの人とのつながりもできる。イベントとしてやる場合、足を運んでもらうことで、自分の世界がちょっと広がるのも魅力です。
5月から10月にかけ、前橋市とのパートナー事業として市内33カ所で撮影会を開いています。東公民館は15カ所目になりました。目的について教えてください。
33カ所で行いますが、既に開催した会場ではママたちがお互いに連絡先を交換したりと、地域の輪ができているような雰囲気も感じています。それがやって良かったなと一番思うところです。
11月18日には、けやきウォーク前橋で100人の赤ちゃんで行う巨大寝相アートのイベントが開かれます。
今までは30人ぐらいが最大規模でした。今回の狙いとしては、前橋の各地域で、個人の寝相アートをやった後、今度は前橋市全体の大きなコミュニティーに、各地域のママたちが参加し、そこでつながりをもってもらいたいという意味を込めて、巨大寝相アートを行うことになりました。
みやざわさんが、自身の子育て中の楽しみとして始めたことが、ここまで大きなイベントになるとはすごいですね。最初から想像していましたか?
最初は本当に自分の子の写真を撮って、周りのママ友、家族にその写真を見せて楽しんでいる感じでした。寝相アートというものを、多くの人に知ってもらい楽しんでもらえるというのは想像していなかったです。
寝相アートの仲間増やしたい
今後の目標について教えてください。