「カネショウ水産」店舗跡に入った鮮魚店の「はこだ市場」(前橋市箱田町)が、惣菜を始めました。
従来からの刺身に加え、自家製シーチキンやカツオのぬか漬けなど、「えっ、どんな味がするの」と興味を引く、個性的な惣菜が並んでいます。
お店の人に聞いたところ、カネショウ水産から経営が変わり、現在のはこだ市場は高崎市総合卸売市場に入る高大水産が運営しています。
看板が変わった以外は店の内装や雰囲気は以前と変わっていないのですが、扱っている商品は大きく変わった様子。
まず目を引かれたのは、マグロやサーモンといった刺身コーナーの一角にあった「自家製シーチキン」。シーチキンといえば、缶詰で食べるものと思っていたので、ちょっと驚きです。
お酒好きは必ず目がいってしまう手作り塩辛(450円)もありましたよ。
お惣菜コーナーにはキュウリのぬか漬けのすぐ横に、カツオのぬか漬けも。いったいどんな味がするのでしょうか。自分の乏しい想像力では見当がつきません。
このほか「ウマヅラハギの甘煮」(600円)や「ベニズワイガニとめかぶの酢の物」(350円)など、魚屋さんだから出せそうなお惣菜が並んでいました。
迷いましたが、この日はマグロのブツ(400円)とウマヅラハギの肝和え(400円)、自家製シーチキンなどを購入しました。
ご奉仕品と書かれた自家製シーチキンは、たっぷりのオリーブオイルで煮てあり、ちょっとイタリアンな感じ。薄味で素材を生かしつつ、しっかりとした身の歯ごたえも楽しめます。
個人的なおすすめはウマヅラハギの肝和え。ぷりぷりとした白身が、濃厚な肝と合わさり、これにお醤油をつければ、多くの日本人が大好きな味です。
いろいろな惣菜があったので、また行ってみたくなりました。
次回はカツオのぬか漬けにチャレンジしたいです。どんな味がするのか楽しみです。
はこだ市場 群馬県前橋市箱田町1661 ☎027-253-7854