公共施設のネーミングライツ(愛称命名権)を売って施設の維持管やサービス向上に充てている前橋市は、6市有施設のスポンサー企業を決定しました。
ホームページによると、バッティングセンターを運営する東地区のファースト(川曲町)が北部運動場(上細井町)の権利を取得し、「ベースボールパークファースト北部運動場」の愛称とします。
契約期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間で、3月以降に順次看板を設置していきます。
ファーストは、川曲町でバッティングセンター「ベースボールパークファースト」を営業しており、店舗名が北部運動場の先頭にくる形。企業の名前が公共施設に入ると、唐突な感じがする場合もありますが、「ベースボールパークファースト北部運動場」はとても自然な感じ。どこかアメリカの球場を彷彿とさせます。
他5施設のスポンサーと愛称は次の通り。
大渡体育館 | 新進(高井町) | しんしん大渡体育館 |
粕川西部運動場 | 高橋建築設計事務所(粕川町新屋) | 粕川西部運動場・高橋建築設計事務所 元気広場 |
前橋総合運動公園コミュニティプール | 日野備巧(二之宮町) | 前橋総合運動公園日野備巧コミュニティプール |
石関公園 | 中央ビジネス(石関町) | 中央ビジネス石関公園 |
千代田町二丁目立体駐車場 | ケービックス(問屋町) | K′BIXパーキング千代田 |
小規模な公共施設含めて公募
市はこれまでも「ヤマダグリーンドーム前橋」や「ヤマト市民体育館前橋」をはじめ、ネーミングライツを売ってきましたが、昨年度から比較的規模の小さな施設を含めてスポンサーを募るようになり、同年度34施設に愛称が付きました。
このうち東地区では、新前橋駅前の「セントラルサービス 新前橋駅東口駐車場」「セントラルサービス 新前橋駅東口自転車駐車場」「セントラルサービス 新前橋駅東口原付自転車等駐車場」の3件があります。