お彼岸を前に、大利根中央公園(前橋市大利根町)のヒガンバナが見頃を迎えています。
それほど本数は多くありませんが、西側道路沿いや園内にある公民館南側などに点在。
真っ赤な花と緑のグラウンドとのコントラストが映えています。
お墓や水田を守るために
ヒガンバナは、お墓に咲いているイメージがあって、ちょっと不吉なイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
ウィキペディアによると、ヒガンバナは毒性植物で、墓を守るために植えられたという説があるそうです。
日本列島では水田の畦や墓地に多く見られ、人為的に植えられたと考えられている。その目的は、畦の場合はネズミ、モグラ、虫など、水田に穴を作り水漏れを起こさせるなど、水田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避ける(忌避)ようにするためとされる。墓地の場合は虫除け及び土葬後、死体が動物によって荒されるのを防ぐためとされる。
水田のあぜ道に咲いているのも、モグラなどから田んぼを保護する目的だったとされています。
知りませんでした。
山口百恵さんの歌にも
花言葉は「あきらめ」「悲しい思い出」という一方で、「情熱」や「独立」「再会」というポジティブな意味も。
別名は「曼珠沙華(マンジュシャゲ)で、山口百恵さんの歌のタイトルにもなっていましたね。
散歩などで大利根中央公園を通る際は、真っ赤な花を楽しんでみてはどうでしょうか。
実際の花を見てから、山口百恵さんの歌を聴くと、歌声が余計に心に染みるような気がしました。
大利根中央公園