暮らし

真夜中の新前橋駅に行ってみた

ご存知の方も多いかと思いますが、新前橋駅は、駅構内を利用して東口と西口を相互に通り抜けることができる構造になっています。
改札を通る必要はないので、線路の東西を徒歩で行き来するための自由通路として利用する方もいらっしゃるのではないかと思います。
便利ですね。
朝から夜まで、とても便利です。

今、「朝から夜まで」と書いたかもしれません。
いや、書きました。
もうお分かりかもしれませんが、では「夜から朝まで」はどうなのか、というお話です。

確認してきました。

時刻は午前2時半頃。
ほぼ丑三つ時といって差し支えない時間帯です。
最終列車の運行も終わり、始発列車の運行までにはまだ時間があるという、「これぞ深夜」という時間帯。
新前橋駅の東口はこんな感じでした。


嫌な予感がします

明かりはかすかについているような。

新前橋駅の正面側、東口の階段は真っ暗でした。


ほとんど何も見えないと思いますが、階段を見上げた写真です


上から見た階段とエスカレーター

階段は真っ暗でしたが、何とか登ると、コンコースは真っ暗ではありませんでした。
ただ、照明は基本的に落とされていて、壁に設置されている照明の入った看板から漏れる明かりでかろうじて照らされているだけでした。


ほのかに明るいコンコース

自動券売機と、みどりの窓口は閉鎖型のシャッターで閉ざされていました。


左が自動券売機、右がみどりの窓口

改札は、パイプ式のシャッターで遮られていました。
改札の中に入ることはできませんが、中は見えます。


時刻表示版には、もう5:00の始発列車の表示が出ていました

西口への通路は照明がついています。


西口へ

 


東口、西口をつなぐ跨線橋も照明オン

草木も眠る丑三つ時、新前橋駅は眠ってはいませんでした。
でも、起きていたともいえない感じでした。
通路として使うことを禁止してはいないようですが、明らかにウエルカムな感じではありません。

真っ暗な階段を登り降りするのはとても危険なので、丑三つ時のご利用はお勧めいたしません

なかなか見ることのない、営業時間外の新前橋駅。
できれば実際の利用は控えていただき、話のネタなどとして使っていただけたらと思います。


でも、跨線橋から見えた車庫は明るい照明に照らされて、ここだけはまばゆいばかりでした。(K)

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