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お茶でくつろぎ、人が集まる場所に 「日本茶抹茶 サロン324」 前橋市新前橋町

今年1月にオープンした「日本茶抹茶 サロン324」(前橋市新前橋町)は、地域の人たちに癒しの空間を提供しています。コンビニや自販機で手軽に買えるペットボトルのお茶を飲む機会は多いものの、日常生活の中で急須でいれたお茶を飲むなど、かつてのようなお茶文化に触れる機会は減っています。実家が日本茶の販売店を営む内田みつよさんがお茶に親しみ、くつろげる場をつくろうと開業しました。

リラックスできる和洋の空間

内田さんの実家は昭和42年創業の日本茶販売店「坂東屋茶店」(渋川市)。幼い頃からお茶が身近にあり、生活の一部だったといいます。

サロンは新前橋町の自宅1階に開きました。和洋の3部屋があり、洋間にはゆったりとしたテーブルやリラックスできるソファ席を用意。仕事や勉強ができるワークスペースも設けました。日本間には茶壺や茶道具が置かれ、和の空間の中でお茶が楽しめます。

おしゃれな洋間のテーブル席

リラックスできるソファ席

和室でも足が楽な椅子に座ってお茶を楽しめます

仕事や勉強ができるワークスペース

 

カフェスタイルとお茶のレッスン

カフェスタイルで営業するのは月曜、火曜、水曜のいずれも13~18時。「サロン324コース」(800円)と「日本茶コース」(600円)の2種類を用意しました。日本茶コースは日本茶1種と「ふっくら昆布茶」が味わえます。324コースはこれらに加え、内田さんが選りすぐったお菓子2種類が付きます。両コースともに日本茶は下記の中から選べます。

「お抹茶(宇治他)」
「友白髪(上級煎茶・川根産)」
「抹茶入り玄米茶(川根産)」
「玉露の抹茶(川根産)」
「ほうじ茶(川根産)」
「鬼の白骨(狭山産)」
「どくだみ茶(静岡産)」

カフェのほかに、毎月第1、2日曜日(13時~、15時~)には裏千家の准教授資格を持つ内田さんが日本茶に関する知識や基本の所作を手ほどきする「お抹茶のいただき方レッスン」を開いています。レッスン情報は、内田さんのInstagram「mitsuyo_diary」を参考にしてください。

 

 
 
 
 
 
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サロンでは厳選した茶葉なども販売

ユーチューブでもお茶の魅力を発信

まだオープンして間もないですが、連日通う常連客もできました。そこで会話が生まれ、交流のスペースになっています。「仕事や介護など忙しい日常の生活の中でお茶に触れる時間をもってほしい。来た人同士がつながれる場所にしてきたいです。お茶にはそうした力があると思います」。内田さんはInstagramのほか、ユーチューブチャンネル「日本茶っておいしいよね.」でも積極的にお茶の楽しみ方を発信しています。

 

日本茶抹茶サロン324
群馬県前橋市新前橋町4-24
TEL 070-3391-7693

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