地域の衛生や環境を守るために大切なゴミの分別。いかにマナーを守ってもらうか自治会は腐心しています。
今回は、ふと見つけた前橋市小相木町自治会の標語を紹介します。
単語の文字をそれぞれの句の頭文字にして文を作る「あいうえお作文」にして、分別をユーモアたっぷりに呼びかけ。各文の先頭が「こあいぎまち」になっています。
前橋市小相木町自治会の標語
こんなにゴミが出るとは
あたいは思わなかった
いつものように分別して
ぎりと人情と町の愛
まちを明るく清潔に
ちいきの人達と一緒に考えよう
(小相木町自治会)
設置しているのは、地元の冨士浅間神社近くのごみ集積所。
「朝8時までに出しましょう」「排出日を守りましょう」という案内、「ごみカレンダー」とともに張り出されています。
標語の冒頭「こんなにゴミが出るとは」の次に「あたいは思わなかった」というのは昭和な感じで面白い。印象に残りますね。
そして「いつものように分別して」と注意喚起し、「ぎりと人情と町の愛」と続きます。「義理」は上州人らしい言葉のチョイス。「町の愛」というのも「こあいぎまち」ですから、音の響きから「愛」を連想できますね。
画一的に「ゴミの分別をしましょう」と言われるより、こうしたちょっとしたユーモアがあって言われた方が、心に残りますね。
標語の横にはこんな言葉も載っています。
きょうも元気に頑張りましょう。
今日も元気
明日も元気
今日一日を大切に