受験シーズン真っ只中。ということで、今回は学問の神様・菅原道真公をまつる前橋市石倉町の菅原神社を紹介します。
地元の受験生や家族らが合格祈願に訪れる場所で、境内には志望校合格の願いが込められた絵馬がかけられていました。
神社があるのは平成大橋西側の「石倉町」交差点すぐ近く。鳥居のすぐ横には建て替えたばかりの真新しい下石倉町公民館があります。
大通りに面した看板には「受験合格祈願」と大きく書かれ、学問の神様であることは一目瞭然。参道を20㍍ぐらい歩いた先に本堂があります。
境内の案内板によると、次のように記してありあます。
菅原神社の歴史
嘗(かつ)ては上野国を統治していた上野国府の天神として元総社にあったのを、いつの頃にかここに遷(うつ)したとか、甲州の武田信玄が厩橋城攻略のために、利根川を挟んで対岸となる石倉に砦を築いた時に、守護神として勧請したともいわれます
現在の重厚な社殿は、以前の茅葺(かやぶき)社殿が明治二十年に火災で焼失したので、その翌年に今の前橋中央総合病院の処にあって旧前橋城主松平大和守が建立したという赤城神社を譲り受けたものです
本堂の脇には「絶対○○高校合格」と書かれた絵馬が飾られていて、近くの梅はかわいらしい花をつけていました。コロナ禍の大変な時期ですが、輝かしい春が来ることを願っています。
菅原神社 〒371-0842 群馬県前橋市下石倉町20