前回東京五輪の二大会前、1956(昭和31)年に開かれたメルボルン五輪に出場した前橋市稲荷新田町出身の高橋シズ江さんが当時、市の広報紙(同年11月15日号)で紹介されています。
市は創刊号の昭和25年4月号から広報紙のバックナンバーをホームページで公開しています。当時の記事を引用します。
メルボルンオリムピックに出場する本市稲荷新田町出身の高橋ヨシ江嬢(走幅跳五米九三予選記録)は第二陣選手団として九日午後零時半、五千余の多数の見送りの人々の激励を受けつつ、羽田空港から日航特別機で壮途につきました。なお群馬郡滝川の相原信行選手も体操選手として同時に出発しましたが、同選手は本市下新田町の出生で今回のオリムピックには両選手の活躍が非常に期待されています。
前橋市下新田町出身の相原信行選手も紹介。空港は5000余の人が集まったというから、当時の盛り上がりが伝わってきます。