恵方巻き商戦が今年も盛り上がってきました。2月の節分に、恵方に向かって太巻き寿司を無言で食べると願いが叶う、という関西圏を中心とした食文化が、すっかり東日本でも定着しました。前橋市東地区にあるベイシア、フレッセイ、ヤオコー、とりせんの食品スーパー4社の恵方巻きを紹介します。
佐野厄除大師で海苔を祈祷 ベイシア
ベイシアは、佐野厄除大師で祈祷した海苔を使用し、「縁起物」をアピールしています。紀州産生本鮪が入った「お魚屋さんの豪華海鮮4種太巻き」は1,590円(税別、以下同様)。国産牛を使用した牛カルビ太巻き(1,490円)など、肉系の太巻きにも力を入れています。
1980円の恵方巻き フレッセイ
フレッセイは、4社の中で最も高価格帯の商品を用意しました。「生本まぐろ中とろ入り特上海鮮太巻き」(1,980円)を予約限定で受け付けています。牛カルビキンパ風太巻き(698円)や照り焼きチキン玉子ロール(同)など、和風以外の太巻きもPRしています。
長さを9センチに統一 ヤオコー
ヤオコーの特徴は、他の3社が長さ18センチの恵方巻きを主力に据える一方で、全てを長さ9センチに統一している点です。一押し商品は「極み 海鮮巻」(1,580円)。写真で見ると、国産鮪と生サーモンがあふれ出しそうな見た目で、今回紹介する4社が提供する恵方巻きの中で、最も贅沢な一品と言えそうです。
レシピに独自性 とりせん
とりせんは、4社の中で最も価格が安いです。一番高価な「本鮪中とろ入り!極みのまぐろ贅沢巻」でも1,380円、人気の「本鮪中とろ入り!5種海鮮の縁起巻」でも1,280円に設定しています。そのほかにも「九州産黒毛和牛と岩下の新生姜たっぷりの贅沢肉巻」(1,180円)や、北海道産ホタテの贅沢海鮮巻(880円)など、レシピにも独自性を出しています。
記事中で紹介した商品価格はいずれもウエブサイトを参考にしています。