前橋市は4月1日、電動シェアサイクル事業「cogbe(コグベ)」を始めました。
市内約30カ所に自転車置き場(ポート)を設置、新前橋駅にも開設されました。
24時間利用できて、スマホで決済する仕組み。電動なので、ちょっと遠出もできそうですね。
市は新前橋駅前のほか、前橋駅前や敷島公園、総社駅前など広範囲にポートを設けました。
借りた場所にかかわらず、どのポートにも返却できます。
新前橋駅の東口に行ってみると、交番近くに自転車が置いておりました
近くには利用方法を書いた案内がたっていました。
案内によると、自転車を借りる手順を次の通りです。
1.会員登録する
二次元バーコードを読み取り、専用アプルをインストール。アプリのガイダンスに従い、会員登録します。
2.借りる
アプリを起動し、「借りる」ボタンをタップ。自転車の2次元バーコードを読み取り。
3.返す
自転車をロックし、アプリの「返す」ボタンをタッチし、利用終了。
料金(クレジット決済)は、1時間まで15分25円、1時間以降は15分50円となります。
詳しくはホームページをご覧ください。
広報まえばし4月号によると、使われている自転車は太陽誘電が100台、まちづくり公社が28台を寄付。新前橋駅の自転車にも「寄贈 太陽誘電株式会社」のステッカーが貼られていました。
無料の高チャリのように普及するか
お隣の高崎市では中心市街地で利用できる「高チャリ」は電動ではありませんが、現金100円で利用できて、自転車を返却後お金は戻ってきます。
前橋の「コグベ」は電動自転車を採用、スマホ決済で有料です。この点でやや前橋の方が利用する際のハードルが高い。
それぞれ仕組みは違い、前橋は観光利用を重視しているようです。
定着している高チャリのように、コグベも広く利用されるといいですね。