前橋の中心市街地に9月17日にオープンしたばかりの話題の「ブルーボトルコーヒー白井屋カフェ」(前橋市本町)に行ってきました。
アメリカ・カルフォルニア州オークランド発祥のコーヒーチェーンで、一杯一杯ハンドドリップで質の高いコーヒーを出してくれるお店。
前橋の街中では珍しいほど若い人や家族連れでにぎわっており、新たな人気スポットになりそうです。
アートな白井屋ホテル1階に
店は、アートな雰囲気にリノベーションされた白井屋ホテル1階、馬場川通り沿いにあります。
ホームページによると、前橋のほかに東京15店、神奈川2店、京都4店、神戸1店と22店あり、23店目となる白井屋カフェは地方都市として初めての店。
前橋で取り組まれている官民協働のまちづくりに共鳴し、出店を決めたとあります。
店の前にはブルーボトルコーヒーのマークである青いボトルが描かれた看板や、メニューが置かれていました。
メニューを見ながら迷っていると「何か分からないことはありますか」と店員さん。
暑かったので、アイスの「コールドブリュー」(550円)と「ニューオリンズ」(550円)の違いについて尋ねると、コールドブリューは水出しのブラック、ニューオリンズは甘くて飲みやすいオリジナルのミルクコーヒーと教えてくれました。
迷っている様子を察して、さりげなく話しかけてくれる接客に好感。
後でホームページを見てみると、「スタッフとのフレンドリーな会話やアドバイスと共に楽しんでいただきたい」とあるので、よくある画一的なマニュアルに頼らない接客をモットーとしているようです。
店員さんの雰囲気、たたずまいがかっこいいですね。
コーヒーに詳しそうなお客さんは親しそうに話していました。
チェーン店なのでしょうが、どこか個人店のような雰囲気がします。
店内はこじんまり。小さな円卓が7つ。
店内で飲むこともできますが、基本はテイクアウトを意識したつくりになっています。
コンクリート壁の中央にかかっている絵は、前橋市在住アーティストの白川昌生さんの新作アートとのことです。
迷ったあげく、コールドブリュー(550円)を注文してみました。
容器にはブルーボトルのマーク。SDGsにを意識しており、ストローは紙です。
アイスコーヒーの味はフレッシュで酸味のある味わい。暑い日にはぴったりでした(酸味が強めと感じる人もいるかもしれません)。
コーヒーの味を決める重要な工程となる焙煎について、YouTube動画があったので、リンクを貼っておきますね。
製造拠点となる「北砂ファクトリー」(東京都)で徹底した品質管理をしながら生豆を焙煎し、当日か翌日には各店舗に豆を届けているそうです。
にぎわいが生まれる予感
馬場川通りは、ブルーボトルコーヒー目当てとみられる人たちが結構歩いていました。
10代とみられる女性グループは、SNSに写真を投稿するのか、熱心にスマホでぱしゃり。
前橋の街中のにぎわいにもつながっていきそうです。
ほかにもブレンド(495円)やエスプレッソ(495円)、マキアート(506円)、カプチーノ(550円)など、いろいろとメニューがありました。
雰囲気のいいお店なので、また行きたいと思います。
ブルーボトルコーヒー白井屋カフェ
群馬県前橋市本町 2-2-15「白井屋ホテル」敷地内