「自分の住んでいる街が一番」「ずっとここに住んでいたい」
という人もたくさんいると思いますが、
もし引っ越すとしたら、どんな街に住んでみたいですか?
大東建託が実施した北関東「住みたい街ランキング2021」で高崎市が1位になりました。
新幹線が通り、中心市街地の再開発が活発な高崎が前年2位からステップアップ。
上位3位まで公表されており、前橋市は入っていませんでした。
それでは、結果をみていきましょう。
住みたい街2位はつくば市、3位は宇都宮市
大東建託のホームページによると、調査はインターネットで北関東居住者の回答をまとめました。
得票率1.2%、100票獲得
高崎市が100票(得票率1.2%)、つくば市が95票(同1.1%)と僅差。3位の宇都宮市は68票(0.8%)でした。
前橋市が何票獲得して何位だったか公表されていないようです。
一方、「特にない」が半数以上を占め、
「今住んでいる街」と答えた人も2割近くいました。
交通利便性のいい街
高崎は上越・長野新幹線が通り、関越道と北関東道が交わる交通の要衝。
地方で暮らしながら、気軽に都内に出られるのは魅力の一つですね。
学園都市として知られるつくば市も都内への移動は容易。宇都宮市も新幹線が通っています。
コロナ禍でテレワークが浸透し、働く場所を選ばなくなっています。
今回の調査は北関東居住者の回答をもとにしていますが、
都内在住者に聞いても「近距離移住先」の適地として、高崎への注目度は高まっていそうです。
官民投資活発、元気のいい都市イメージ普及
高崎は中心市街地の再開発が地方都市としてはかなり活発。
高崎アリーナや高崎芸術劇場、Gメッセ群馬といった大型公共施設が相次ぎました。
官民投資が活発に行われ、街が活気づき、イメージがよくなった結果、
マンション建設など、さらなる投資を呼び込むことに結びついてるのでしょう。
県民に中にも元気のいい、将来性のある街としてのイメージが定着。
県外の人にも、そうしたイメージが広く共有されているのではないでしょうか。
また、移住希望の大きなポイントとなる子育て分野では、高崎市は家事を手伝う「子育てSOSサービス」を実施したり、相談・支援をワンストップで受けられる「子育て何でもセンター」を開設したりしています。
SNSを通して口コミが広がる社会で、こうした子育て施策への評判が、街のイメージにどうつながっているのか調べてみたいところではあります。