道幅がせまくて危険性が指摘されている前橋市大利根町や箱田中学校付近を結ぶ都市計画道路・上新田前箱田線。
拡幅事業が進められており、市は6月19日の市議会定例会で、用地取得率(面積ベース)は2020年5月末現在、全体の28.5%であることを明らかにしました。
用地買収済みの一部区間(箱田町など)で工事も始まりました。
道路は大利根小の児童や箱田中の生徒らがよく利用します。
拡幅に向けた事業は2017年から行われており、地元の区長や市議、国会議員らが早期完成を要望してきました。
国の「防災・安全社会資本整備交付金」を活用した街路事業で、市は本年度の当初予算に2億800万円を計上しています。
市議会では、浅井雅彦市議の質問に市側は次のように答弁しました。
今後のスケジュールにつきましては、国からの交付金を活用した事業でありますので、その交付額を見極めながら、引き続き用地買収と移転済み区間の道路工事を進め、効果的な事業の推進を図り、地域と連携しながら早期完成に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
子どもたちがよく利用する道路なので、できるだけ早く完成し、安全な環境になることを期待しています。